講演会ですか?どこでどんな講演会ですか?問題なければ教えてくださいませ。
兵庫県鍼灸マッサージ師会が,会員の生涯教育として開講している夏期大学講座の一つとして,「内経医学の基本と臨床」という話をするように依頼されています。その抄録の「前説」として:針灸の臨床を目指すなら,必ず『黄帝内経』を読むべきなのか?そんなことは当たり前,と言いたいところですが,実はそうでもないのです。私淑する先生の臨床をひたすら真似する。その先生が治療のマニュアルを提示してみえるのであれば,それに習熟するように努める。そのほうが無事かも知れない。でも,先生に問えば,何でもすぐに解決するなどという段階は,意外に早く終わってしまうのではありませんか?なんてことを書いたけど,このあたりは現場では省略することになるかなあ。要するに,不思議の巻物を口にくわえて九字をきったら,あら,まあ不思議,なんてのは期待できないけれど,先生に問うてもまともな答えは返ってこないと思ったら,昔のひとが書いた,ああでもない,こうでもない,を引っ繰り返すしか無いんでないの,ということ。内経医学についての「基本」とは,取りあえず読んでみること,その「臨床」は,それを試してみることから始まる。師匠のマニュアルが(自分は不器用だから)手に負えない,と思っても,ちゃんと別の手が有る,かも知れないんです,『黄帝内経』には。
ここではあまり紹介されませんが、読書会では三因方も読んでます。7月は『脈偶名状』を読みました。9月は『七表病脈』をやります。担当は、古典を読むと頭痛がするひよっこ(おたまじゃくし?)ですが、四苦八苦しながら読んでます。ここを訪れている方で三因方に興味のある方、一緒に読みませんか?
ごめんなさい。『三因方』があまり登場しないのは,ちゃんと読めてる自信が乏しいからです。『霊枢』はまあ読みました。『素問』も,先達のお蔭で,なんとか筋は追えている?『三因方』は四苦八苦なんです。参考書も,あんまり無いみたい。でも,だからこそみんなで読む理由が有るのかも知れない。すこしづつ心を入れ替えるようにします。
どうして『三因方』を読書会で読まれているのですか?その切っ掛けは何なんでしょう?『素問』『霊枢』とどう関わりがあるのでしょうか?
いま読書会に参加している人の大部分が、臨床的には井上雅文先生の人迎気口診のシステムを利用しているからです。そうすると井上先生が、ご自分の思考をまとめるのに利用なさったらしい主な書物は、自分でも読み返してみたいわけです。だから、同様な理由で『資生経』も、なんて呟く輩もいるわけです。
唐辺睦さん、代弁ありがとうございます。でも『資生経』+素問+三因方=漢字の海でひよっこ溺死!
「脈経」も今度から入れて下さいね(笑)。
まあ,『内経』を読むメインの時間帯が有って,今は『素問』を読んでます。その外に,その時々に気になることも有るわけで,大体は,より臨床的(?)なはなしになります。で,井上先生はあれを読んでこれを思いついたって,いってみえたよね!なんて具合で,今は『三因方』というわけです。それを理解する為には,周囲も見渡さなきゃね!あれかこれか,なかなか糸口が見つからない!まわりまわって,結局は『素問』、『霊枢』のあそこ,なんてことも有る。こっちのはなしは,本当にまとまりが無くて,ここで紹介するのは,いよいよ難しい。
「資生経」+素問+三因方+『脈経』=ひよこは『鳳凰』となって飛立ちます
10 件のコメント:
講演会ですか?
どこでどんな講演会ですか?
問題なければ教えてくださいませ。
兵庫県鍼灸マッサージ師会が,会員の生涯教育として開講している夏期大学講座の一つとして,「内経医学の基本と臨床」という話をするように依頼されています。その抄録の「前説」として:
針灸の臨床を目指すなら,必ず『黄帝内経』を読むべきなのか?そんなことは当たり前,と言いたいところですが,実はそうでもないのです。私淑する先生の臨床をひたすら真似する。その先生が治療のマニュアルを提示してみえるのであれば,それに習熟するように努める。そのほうが無事かも知れない。でも,先生に問えば,何でもすぐに解決するなどという段階は,意外に早く終わってしまうのではありませんか?
なんてことを書いたけど,このあたりは現場では省略することになるかなあ。
要するに,不思議の巻物を口にくわえて九字をきったら,あら,まあ不思議,なんてのは期待できないけれど,先生に問うてもまともな答えは返ってこないと思ったら,昔のひとが書いた,ああでもない,こうでもない,を引っ繰り返すしか無いんでないの,ということ。内経医学についての「基本」とは,取りあえず読んでみること,その「臨床」は,それを試してみることから始まる。
師匠のマニュアルが(自分は不器用だから)手に負えない,と思っても,ちゃんと別の手が有る,かも知れないんです,『黄帝内経』には。
ここではあまり紹介されませんが、
読書会では三因方も読んでます。
7月は『脈偶名状』を読みました。
9月は『七表病脈』をやります。
担当は、古典を読むと頭痛がするひよっこ(おたまじゃくし?)ですが、四苦八苦しながら読んでます。
ここを訪れている方で三因方に興味のある方、
一緒に読みませんか?
ごめんなさい。
『三因方』があまり登場しないのは,ちゃんと読めてる自信が乏しいからです。
『霊枢』はまあ読みました。
『素問』も,先達のお蔭で,なんとか筋は追えている?
『三因方』は四苦八苦なんです。参考書も,あんまり無いみたい。
でも,だからこそみんなで読む理由が有るのかも知れない。すこしづつ心を入れ替えるようにします。
どうして『三因方』を読書会で読まれているのですか?
その切っ掛けは何なんでしょう?
『素問』『霊枢』とどう関わりがあるのでしょうか?
いま読書会に参加している人の大部分が、臨床的には井上雅文先生の人迎気口診のシステムを利用しているからです。そうすると井上先生が、ご自分の思考をまとめるのに利用なさったらしい主な書物は、自分でも読み返してみたいわけです。だから、同様な理由で『資生経』も、なんて呟く輩もいるわけです。
唐辺睦さん、代弁ありがとうございます。
でも『資生経』+素問+三因方=漢字の海でひよっこ溺死!
「脈経」も今度から入れて下さいね(笑)。
まあ,『内経』を読むメインの時間帯が有って,今は『素問』を読んでます。
その外に,その時々に気になることも有るわけで,大体は,より臨床的(?)なはなしになります。で,井上先生はあれを読んでこれを思いついたって,いってみえたよね!なんて具合で,今は『三因方』というわけです。それを理解する為には,周囲も見渡さなきゃね!あれかこれか,なかなか糸口が見つからない!まわりまわって,結局は『素問』、『霊枢』のあそこ,なんてことも有る。こっちのはなしは,本当にまとまりが無くて,ここで紹介するのは,いよいよ難しい。
「資生経」+素問+三因方+『脈経』=ひよこは『鳳凰』となって飛立ちます
コメントを投稿