2014年6月10日火曜日
府との関係は?
『霊枢』衛気第五十二には、
十二経の標本の掲載がある。
足之三陰経と手之少陰経(胸部の代表)は、「標」が背輸に繋がっている。
(手之太陰と厥陰は、本輸第二と同じ
腋内動脉.手太陰也.名曰天府.
腋下三寸.手心主也.名曰天池.)
背輸第五十一を加味すると、陰経は五蔵と繋がりがある。
しかし、
手足の陽経には、府と関わりを持つヒントがない。
“府”の存在意義あるいは治療方法を知る上で、とても参考になる記述と思う。
1 件のコメント:
神麹斎
さんのコメント...
府と関わるのは,邪気蔵府病形篇のいわゆる下合穴でしょう。つまり,三里、巨虚上廉、巨虚下廉、委陽、委中、陽陵泉。で,これらの穴が,陽経脈の成立にさして寄与してないような……。そこんとこが何とも不思議。
6/11/2014
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1 件のコメント:
府と関わるのは,邪気蔵府病形篇のいわゆる下合穴でしょう。つまり,三里、巨虚上廉、巨虚下廉、委陽、委中、陽陵泉。で,これらの穴が,陽経脈の成立にさして寄与してないような……。そこんとこが何とも不思議。
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