2014年10月25日土曜日

宝箱の鍵が入った宝箱を開くための鍵

『素問』とか『霊枢』とかいうものは,たぶん,海賊の宝箱のようなもので,ダイヤモンドともガラス玉とも定かでないものが転がっていて,それがダイヤモンドなのかガラス玉なのかは,拾い上げた人の問題であって,宝箱のようなものが有るよ,と告げた人の責任じゃない。で,ダイヤモンドなのかガラス玉なのかで盛り上がるのもいいけれど,その他に別の宝箱の鍵じゃないか,なんてものも見つかるわけで,それが際限も無く鍵の入った箱の鍵だったりして,いつはてるとも知れない噺になるんだけれど,それはそれで素敵な噺じゃないか,と。

1 件のコメント:

無考 さんのコメント...

そこに箱があります、とまず最初に告げられます。
一歩進んで、箱の中にはこんなものが入っています、と教えてもらえます。
そして、それはもしかすると宝石みたいなものかもしれない、と道標をいただけます。
道標をくださった方が、必ずしもその道を歩き宝石を見つけたとは限りませんが..。
ここまでが、大体、三年間の学園生活で学習することです。

これ以降は、やはり個人で進んで行くしかありません。
でも、すでに宝石を見つけた人はいます。
だから、この方々に、道の様子と宝石箱の開け方のコツを教わるのが良いのではないかと思います。

では、その箱の鍵とはなんなのか、それは学ぶ者の立場によって違うのでしょう。
でも、
鍵の中には、硬い鍵もあれば、柔らかい鍵もあります。
その鍵を硬くするのは、やはり自分の想い描くもの次第と思います。

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