なかなか難しいところだと思うんだが,人間が生きている以上は肉体は有るわけで,その肉体はどうも筋状のものを束ねたものと認識されていたらしい。外側の我々が目にするところの陽と,それを裏打ちするところの陰。で,箱状のものとしての肉体が有り,内部にはそれを維持していくための資材の供給と廃物の処理のための府が有り,それらの全てを統括していく器官としての蔵が納まっている。つまるところ統括器官としての蔵とそれを操る陰経脈という発想が,一番画期的ではあったんだろうが,やっぱり一番アヤシいはずなのに,何だか一番こりかたまった金科玉条に成ってしまっている,ような……。
陰経と蔵の関係は、切っても切れない仲と思われている。実際そうなのかもしれない。それに関する記載は充分すぎるほどある。しかし、そうじゃなく、実はこっちもあるよ、という行がないのも、反って不信でもある。ちょっと偏屈かもしれない。
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なかなか難しいところだと思うんだが,人間が生きている以上は肉体は有るわけで,その肉体はどうも筋状のものを束ねたものと認識されていたらしい。外側の我々が目にするところの陽と,それを裏打ちするところの陰。で,箱状のものとしての肉体が有り,内部にはそれを維持していくための資材の供給と廃物の処理のための府が有り,それらの全てを統括していく器官としての蔵が納まっている。つまるところ統括器官としての蔵とそれを操る陰経脈という発想が,一番画期的ではあったんだろうが,やっぱり一番アヤシいはずなのに,何だか一番こりかたまった金科玉条に成ってしまっている,ような……。
陰経と蔵の関係は、切っても切れない仲と思われている。
実際そうなのかもしれない。
それに関する記載は充分すぎるほどある。
しかし、
そうじゃなく、実はこっちもあるよ、という行がないのも、反って不信でもある。
ちょっと偏屈かもしれない。
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